交通事故で怪我をした時のその後の流れについて



交通事故の加害者と交渉 - 治療と並行 - 損害賠償の話合い
  • 交通事故に遭った時に法的な損害賠償請求をするのですが、果たしてどのようにすれば良いのでしょうか。

     交通事故は、いつ誰の身にふりかかてくるかもしれません。
    車を運転している人だけでなく、歩行者であっても、自転車に乗っていても被害にあう可能性は否定できないのです。
    まして、自動車事故ともなると、怪我も重症になる場合も少なくないでしょう。

    交通事故で大けがをしてしまったら、通院だけでもつらいのに、加害者との交渉なども行わなくてはなりません。
    また、怪我の程度によっては、後遺症が残ったらという心配もでてくるかもしれないので、身体的なダメージに加えて、精神的なダメージも大きくなってしまいます。
    ですから、少しでも、そのような心の負担を減らすことが、体の回復にもつながっていくことになるのです。

     いざ、交通事故にあった時に、金銭面の負担だけでなく、心の負担を減らすためには、保険にしっかりと加入しておくことが大切といえるでしょう。
    最近は、インターネットからでも気軽に資料請求をすることができたり、保険の一括見積などというサイトも登場していますが、毎月に支払う金額だけを気にして、
    すこしでも安い掛け金の保険会社を選ぼうと考えてしまって、肝心の中身についてしっかりと確認しておかないと、実際に交通事故にあって怪我をしてしまった時に、困ってしまうことにもなりかねません。

    保険会社を選ぶ基準としては、補償内容はもちろんのこと、保険会社の担当者が専任でついてくれるか、ということにも大切になってきます。
    特に、交通事故の加害者との交渉ともなると、どちら側に原因があるのか、ということなどで話し合いがうまくいかなかったり、長期化してしまうケースも少なくないようです。
    そのような時に、保険会社の担当者がそのたびに他の人になってしまうのであれば、何度も同じ話をしなくてはならないという可能性もありますし、
    きちんと親身になって考えてもらえないという気持ちになって、怪我をしてつらいところに、さらに精神的にもストレスとなってしまうことでしょう。

     ですから、保険会社を選ぶ際には、実際に事故が起きた時のことを想定して選ぶようにすることが何よりも重要といえます。
    そのためには、インターネットでさまざまな情報を集めてみるもの良いでしょうし、実際に、事故対応を経験したという人の口コミなども参考になるかもしれません。
    掛け金の安さだけにとらわれずに、事故が起きた時の対応がしっかりとした会社で、信頼のできるところを探して契約するようにしたいものです。
    ただ、怪我をして後遺症が残ってしまったりしたときに、加害者へ保険会社の担当者は加害者と示談交渉をすることはできず、そういう場合は交通事故弁護士に頼むのが良いです。
    ただ、後遺症の評価や等級をとるノウハウやそもそも加害者との裁判を前提とした交渉ができるので、交通事故に精通した弁護士に相談すべきでしょう。


損害賠償請求 - 治療について - 裁判をする場合
  • 交通事故に遭った時に法的な損害賠償請求をするのですが、果たしてどのようにすれば良いのでしょうか。

    予期しない交通事故は、思わぬ怪我を負う場合があります。交通事故に慣れている人はいないので、その場で取る対応をどうしたら良いのか分からず、パニックとなってしまうという人がほとんどです。事故後の対応についてはその状況により異なるのですが、大きな流れを知っているだけで慌てることなく対応することが出来ます。 そこでここでは交通事故で怪我をした時に取る対応と、その後の流れについて説明します。

    まず、交通事故に遭った場合には警察に、事故が発生したことを報告する必要があります。 警察への通報で怪我人がいるかどうか、事故の状況や現場の住所などを知らせて到着を待ちます。

    そして、怪我をした時にはその場に警察官が到着次第、事故の状況を詳しく調べて実況見分調書の作成に入ります。 この時に怪我の具合がひどく救急搬送されている場合には、後日実況見分を行う場合もあります。 この実況見分は事故発生から時間を経過させずに、事故の状況を把握することで発生時の記憶を間違えることなく、資料として残し後の過失割合などで参考に使われます。

    警察への通報をしたら自分が加入している、保険会社への連絡も忘れずにします。 保険会社への連絡によって治療費やその後の交渉時の、弁護士費用などの相談をすることが出来ます。 この時に加害者との話が出来る状態であれば、相手側の加入している保険会社の確認も行っておくべきです。 それは今後は加害者とではなく話し合いには、加害者が加入している保険会社とのやり取りになるためです。

    そして肝心なのが自分の怪我の程度が軽く、すぐに緊急搬送の必要がない場合は加害者の氏名や住所、常時連絡が取れる連絡先、仕事先や学校、加害者の車のナンバーなどを控えておくことがとても重要です。
法的な交通事故賠償のノウハウ